メガネの鼻パッドに発生する、あの緑のやつ。「緑青」について調べてみた
昨日の記事でちょろっと触れた、眼鏡の鼻パッドに発生する「緑青」(ろくしょう)のはなし。
お店で交換してもらって、「きれいになった~!」とウキウキしてから半年ほど経つと、またいつの間にか発生しています。
今回は私が今までやってきたことと、改めて調べたことをまとめたいと思います!
緑青ってなに、まさか…カビなの?それともコケ…?
安心してください。幸いカビでもコケでもありません。
正解は「サビ」。
フレームや鼻当てに使われている金属の中の銅に反応するそうです。
メガネの鼻あての銅や銅合金の部分が
空気や水分、塩分などに触れることによって
錆びて青緑色に変わったのです。
http://dandy310.com/archives/475
サビにしては鮮やかすぎないか?と思うほどのみどり色ですよね…
この色を見ると気持ちが萎えてしまいます。
例えば、鎌倉の大仏やアメリカの自由の女神などは、緑青を美術的観点から取り入れています。つまり、施工直後の金属の輝くで風格を演出するのではなく、年月の経過と共に現れる緑青の魅力を前提にして銅像を施工しているのです。
http://ansin-tosou.com/yane/rokusyo.html
金属の「経年変化の美」として緑青を使っている例もありました!!!
こう考えると、わたしのメガネに発生してくる緑青も毛嫌いしないでもいいのかも…
いやいやいや!
鼻パッドの場合は経年変化の美として考えられてないし!
ただの汚れでしかないわ・・・
原因は?
もう前述してますが、
汗だったり、皮脂だったり、化粧品 などの汚れをだそうです。
サビだから、そういう水分や汚れをそのまま放置したことが原因なんでしょうね~
緑青発生を防ぐには?
汚れたらきちんと洗ったり拭く。水気があるとサビができやすいので、きちんと拭いてしっかり乾かすのが大事!
それでもこまめに洗っていないと、銅が使われていたら緑青は発生しちゃうものなんだそう。
もともと肌に触れる部分なので、定期的に交換する、消耗品として考えられているみたいです。
これはしょうがない!と割り切った方がいいかもしれません。
もしくは初めから銅が使われていないメガネを選ぶこと!
金属でもオールチタン製とか、プラスチック製とか選ぶと緑青は出ないそう。
自分の経験上でも鼻パッドタイプではなく、フレームに鼻当てがついているフレーム一体型であれば緑青が出なかったなぁ。
今度鼻パッドのメガネが欲しくなったら、店員さんに鼻パッドの金属には銅が含まれているか聞いてみよーっと(^○^)
緑青が出てしまったら…
一番かんたんなのは、お店で交換してもらうこと!
通常のメガネ屋さんなら無料で交換してくれるそうです。
わたしのつかっているメガネはJINSのものですが、無料で交換してくれます!
全国にあるようなメガネチェーンは有料なところもあるようですが、もともと消耗品なら無料で交換してくれるお店で買う方がいいですよね。
これから購入するときには無料で交換してくれるか聞いた方が良いですね~(^○^)
自分で交換する
近くに購入した店舗がない人は自分で交換することも可能なようです。
メガネの鼻パット交換方法【ボックスネジ編】:メガネショップアイ尼崎店 眼鏡店
自分でできたら気づいた時にパッと返られて良いですね~
応急処置的に除去したい
そういう時は私もやったのですが、
綿棒にお酢を付けて緑青をこすると少し取れます。(レモン汁も可)
ただし、お酢やレモン汁にはメガネフレームやレンズのコーティングをはがしてしまうこともあるので、必ず鼻パッドの部分にだけ使用してください。
取れることには取れるのですが、鼻パッドと金属の間にできた緑青に綿棒が届かないので、そんなに取れません。結局パッド自体を交換するのが一番楽だと思います。
鼻パッドあり(下)は支えがしっかりしていて、ずり落ちにくい。さらに顔との距離があるので笑った時にほっぺの肉で持ちあがることがないです。しかし緑青が発生してしまう。
一体型フレーム(上)は緑青は出ないけど、使っていくうちにズレ落ちてきやすい。
現在2種類を使って、自分にはどちらのタイプがしっくりくるのか実験中です。
それぞれの良さがあるので、自分なりの快適なメガネライフを見つけていきたいと思います♪